芋ぬばたまと第2回あみぺん杯
こんにちは、ないとーです。
今回の記事では新弾で出る4クランの1つのぬばたまと、11/24に開催される第2回あみぺん杯について書いていきたいと思います。
最近アクセルがとても強く、ギフト相性的に有利だったはずのフォースですら手がつけられない現状です。僕は殴り合うデッキがあまり得意ではないのでアクセル同士で殴りあうのではなく、アクセル多面環境でも戦える点止め芋デッキを探していました。フォースプロテクト環境ならヒーロー軸ノヴァでいいのですが、むらくもの全体バウンスやアンガーブレーダーの除去連パン、なるかみの前列バインドなど厳しい対面が環境に多いのでヒーロー軸はやめて次の芋デッキを探すことにしました。そこで目をつけたのがぬばたまです。
まず新弾のVRが発表された時、多くの方が思い浮かべたコンボ「ジャミョウハンゾウコクシカラス」についてです。
ジャミョウコンゴウで相手の手札を4枚に固定しハンゾウにライド。ハンゾウの効果を使い相手のリアガードを1枚だけ残してそれ以外をすべて手札に戻し、戻した分だけハンデスします。そうすると相手の手札が4枚の盤面1枚のみになるのでコクシガラスの効果で盤面バウンス5ハンデスを決めると相手は手札0盤面0の状態になります。このコンボを教えてもらった時にはもう組むことを決定してました笑
このコンボの強力な所は、コンボが決まったターンを耐えられてしまっても相手は手札1枚盤面0なのでそこからの立て直しが困難な所です。ヴァンガードというゲームは攻撃力も防御力も手札に依存するところが多いので全ハンデスはそれだけでゲームを決める破壊力があります。手札1枚から盤面を形成できるクランは少なく、2パンするか手札を少しでも温存してV単騎しかなくなり、結果試合が長引きます。そうなるとぬばたま側のストーム5パンや2回目のコクシガラスなどで次第に有利になっていくというわけです。
また、相手の点数が3点のタイミングでこのコンボを決めると、相手は手札も盤面もないのでほぼ確定で3点入れて勝つことができます。手札にコンボパーツが全て揃っている場合点数を与えてキルまでもっていけるのも強みの1つです。
強いところだけあげるのもよくないので弱点も。まず成功確率なのですが、ぬばたまのG1のマリガン能力持ち2種とマガツゲイル、バニラドロー等で山をガンガン掘りにいくことができパーツを手札に加えやすいです。しかし別種類のG3がそれぞれ1枚ずつ手札に必要でしかもジャミョウがVの時にソウルにG3を入れておかないといけないので、ロマン砲というほどではないですが難易度は少々高めといったところです。
また、コンボが決まった後なのですがマガツストームに乗り直せないと火力が出ません。気持ちよく盤面とハンドを0にしたけどダメドローから札を増やすカードを引かれたり、Vのハンゾーの火力は高いのですがコクシガラス抜きだと両脇のパワーがよくて23kなので横の攻撃が簡単に止まります。全ハンデスしても相手のドライブやトップ次第では次のターンも耐えられてしまうというわけです。
後はガード値の薄さ。G3が14枚にバニラドローもフル投入なのでフリーで手札10枚のガード値合計が2万という時もありました。トークンでガード値をごまかしたり、手札を循環させることは可能なのですがコンボパーツをある程度抱えておかないといけないためどこかでガード値が偏ってしまう時があります。
次は構築です。
G3
修羅忍竜ジャミョウコンゴウ4
妖魔忍竜 暁 ハンゾウ 4
忍獣 コクシガラス 4
隠密魔竜 マガツストーム 2
G2
忍竜 マガツゲイル 4
刹那の忍鬼 ツナマサ 3
妖魔忍竜 ザンゲツ 3
G1
月下の忍鬼 サクラフブキ 4
忍竜ドレッドマスター4
妖魔忍竜 クロギリ1
G0
引8星4治4
採用理由
マガツストームは最初のライドでVに完全を打てるのでプロテクトを浮かせられます。またハンデス後のフィニッシャーにもなりえるので採用。相手がリソースの厚いクランでは無い場合、全ハンデスを狙わずにコクシガラスで盤面を吹っ飛ばしてからストーム連パンに繋げて殴り合う場合も。クロギリやザンゲツで生成したトークンをコストに完全ガードが打てるのも強いです。バウンスカードが少ないので圧殺連パンになりがちなのですが連パン効果を打つタイミングは全ハンデス後がほとんどなのであまり気になりません。
ツナマサなのですが、天馬降臨環境のぬばたまはソウルにG3を複数枚入れるためにツナマサが採用されていました。しかし今回はコクシガラスやクロギリがsbを必要とするためsc用のカードとして採用しています。勿論3ターン目にG3が入れば強力ですし、ハンゾウでバウンスすることでソウルを1枚増やしつつパンプが行えます。ストームとの噛み合いも🙆♀️
2枚目以降のバリューはあまり高くないのですが、むらくもたちかぜ相手に点を止めたい時パワー8kが強いので3枚。
ザンゲツはハンゾウのコストを作れる点、ガード値を生み出せる点が強いです。また、V裏のトークンをパンプさせてアクロカント等の強力なリアガードを無理矢理殴りにいったり3点目を与えにいったりとかなり応用が利くカードです。サクラフブキという強力なccのお陰で最初から最後までバリューが高いので3枚。
ドレッドマスター、サクラフブキはこのデッキの潤滑油です。手札にコクシガラスが無い場合でも暁ハンゾウの効果で盤面から手札に戻せるのでコクシガラスを無理矢理掘りにいくことができます。パーツデッキなので両方とも最大枚数採用。
クロギリはG1が8枚でライドできるか不安だったのでG1で一番使い勝手のいいカードを1枚だけ採用。バニラは点止めできる点とガード値15kが強いのですが、クロギリでトークンを生成した場合ガード値として合計20kになる(トークン2枚+自身が手札に戻る)のでこちらにしました。
プレイは主に「相手に3点入れてから全ハンデスを決めて3点入れて勝つ」「点数を止めてから全ハンデスしてゲームを長引かせて勝つ」の2通りです。先手後手や全ハンデスのパーツの有無、序盤のドライブで決めましょう。まともに殴りあってはほとんどのクランに勝てないです。
たちかぜやむらくものような点数を与えたらメチャクチャにしてくるクランには点止めが有効で、特にたちかぜは全ハンデスが決まってしまうと武装ゲージを貯めることができなくなるので横を叩いてパーツを待ちましょう。
ここまででもうお気づきの方もいるかもしれませんが、この構築ではペイルムーンに勝てません。
まず相手のリアガードをドリアーヌで消されてしまうため、暁ハンゾウとコクシガラスが意味をなしません。ジャミョウマガツだけで倒せるわけもなく、ルキエのバフからのフロントでそのうち殴り負けます。LOを狙おうにも適当に出した紙を下積みのダブルフロントでパンプされてしまいます。しかしペイルムーン側も適切なプレイをしないと全ハンデスを貰ったりLOで負けたりと相手のプレイミス次第では勝てちゃったりもします。相手のミスをひたすら待つプレイは要求される札が多いのと対策1つでオワオワリです。相手のミスを祈りましょう。
総括
ジャミョウコンゴウの手札制限と暁ハンゾウの盤面バウンスの両方ケアをすることは不可能に近く、ジャミョウケアでゼンツしたらハンゾウのバウンスで札を持っていかれ、次のターンのパンチが減るor突っ走って手札を消費しハンゾウコクシガラスを打たれて全ハンデスかのどちらかになります。
ハンゾウケアで札を出さずに温存した場合ダメージを稼げずジャミョウライドで大量にハンデスされてしまいます。このジレンマがとても強く、対策を理解していない相手にはかなり刺さります。このままだとペイルムーンが絶望的なのでストームや後列から殴れるユニットで連パンをするしかなさそうです。
解説は以上です。全ハンデスが決まった時の爽快感が凄いのでぜひ触ってみてください!
ここからはあみぺん杯のお話です。
11月24日にトーナメントセンターバトロコ柏駅前店様で、第2回あみぺん杯を開催します!!
今回はサブトーナメントにSランクファイター決定戦を開催します!公式のものと同じで優勝すればエスカードと公式HPに名前が乗るやつです!是非参加してください😀
前回とルールが変わっていたり、概要に諸注意が追加されていますので一度目を通していただければと思います。↓
https://www.izazin.com/secret/NF-_YAujw-LNLi6p5fOXnTrwHAS756415269
今回も皆様に満足していただけるよう運営していきますのでご参加のほどよろしくお願いします🤲
閲覧ありがとうございました!